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本ブログに記載されている内容は個人的見解です。

~小さな子どもとお父さんの労働供給~ 20180908

THE EFFECTS OF SONS AND DAUGHTERS ON MEN’S LABOR SUPPLY AND WAGES

Shelly Lundberg and Elaina Rose

 

Theory

 

Literature

 

親としての活動が男性の労働供給と賃金に与える効果を計測しようとする試みはまだ少ない。Pencavel(1986)はアメリカの統計から、1980年代には小さな子供がいることは父親の比較的長い労働時間と関連があるということを発見した。

 

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Korenman

Phd Economics Princeton

Employment Stanford

Professional Labor Supply of Men : A Survey

 

Introduction

この研究は、男性が労働市場で給与のために働くかどうかに関する決定要因、また働くのであれば何時間働くのかに関する決定要因について扱う。人口のサイズや構造と関係がある問題については述べられていない。さらに、この論文で労働力としての退出に先行する男性の労働に関する行動に重点を置く。多くの国で男性の労働供給に対する調査が際立って行われているとしても、この調査は、多くを英国系アメリカ人の文献に制限している。男性と女性の労働行動の決定要因に関する経済学の文献は、今やすでに古いものとなっている。過去20年間の間に、労働供給がすべての労働経済学研究の最も活発な分野になることと同時に、文献数は何倍にもなった。この早くからある、継続的な労働市場の決定要因への関心は部分的に公共政策の分野から起こっている。1世紀前にこれらの研究課題は、子供の労働の規制、義務教育そして1日あたりの労働時間に対する制限に関係している。近年は、所得、商品に課される税、福利厚生のプログラムの刷新、そして生産性の変化に関わっている。報酬の増加が労働意欲を引き起こすかどうかについての予測は、少なくとも重商主義エコノミストへと遡るであろう。しかし、この問題に関する注意深いステートメントがなされたのは、つい最近のことである。